キリスト教をルーツとする学校で
豊かな心が育まれていく

創立以来受け継がれているのが、「愛の心、心の純潔を大切に守り、学力の向上に励むこと」を最善とする創立者マリー・リヴィエの教えに基づいたカトリック教育。豊富な宗教行事、伝統の挨拶「STOP BOW and SMILE」などキリスト教価値観を自然と吸収できる場に身を置き、カトリックマインドである「周囲への感謝」「奉仕精神」「思いやりの心」を根付かせていく。

また「THE BEST」をモットーに、日々の学習、クラブ、学校行事などのあらゆるシーンにベストを尽くす生徒の姿がある。様々な刺激を受けながら、心身共に成長できるスクール環境だ。

ハイレベルな能力が備わっていく
関学との連携プロジェクトが深化

中学では、関西学院大学の理系4学部「理学部」「工学部」「生命環境学部」「建築学部」に直結した『関西学院理数コース』と基礎学力の定着に重点を置いた『総合コース』の2コース制を敷いている。『関西学院理数コース』では、大学と連携した多様なプログラムで課題発見力、解決力などの科学的素養を身に付けていく。高校では一層学びを深めていくため、コースが3つに細分化されている。関西学院大学理系4学部への進学を目指す『関西学院大学特進サイエンスコース(以下、KGSSC)』と、国公立や難関私立大学の進学を目指す『特進エグゼコース』、クラブ活動との両立や得意を伸ばしながら総合的な能力のレベルアップを目指す『特進コース』に分かれる。生徒たちの進路を限定させないため、高校に進級するタイミングと高2進級時にコース変更が可能だ。入学時には理系に興味を持っていたが、中学3年間で文系に興味が湧き、特進エグゼコースから関西学院大学の文学部を目指す生徒も多いという。それぞれの進路実現に向けた、手厚い指導とサポートこそ、同校の魅力だ。

関西学院大学の理系4学部に直結したKGSSCが深化
関西学院大学の理系4学部に直結したKGSSCが深化

KGSSCでは、高2になると大学を意識した特色ある学びが展開される。その代表例が「AP科目」。数理、工学、建築、生命環境などの分野ごとに研究室を開設し、2年をかけて研究テーマを深掘りするプログラムだ。大学の論文などから自ら興味を持てる研究テーマを見つけるというから驚きだ。「1期生もそれぞれの研究をやり遂げ、発表会でプレゼンテーション後に卒論まで書き上げました。実にハイレベルでとても興味深い内容ばかり。大学進学後だけでなく、社会に出た後まで期待が持てるまで成長していました」と広報募集部・前部長は話す。KGSSCでは他にも、関西学院大学の教授を招いた特別授業や大学訪問などを通じて交流を深めながら、考える力が鍛えられていく。受験勉強にとどまらない、将来を生き抜く力が身に付いていくコースだ。

『総合コース』は、中学3年間で先を急がず学習の土台づくりを徹底。次世代のキャリア教育教材「エナジード」と、自主学習による読解力、思考力、表現力の向上を促すポータルシステム「TERRACE」などを導入することで、学力向上の基盤を確立していく。

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