キャンパス全体が学びの宝庫
SSHの強みを活かすプログラム

自然豊かな矢田丘陵に、1979年開校。建学の精神である「次世代の社会を担い、世界に雄飛し、国際社会に貢献できる有為な人材の育成」を実践すべく、「学力」「自主性」「協調性」「体力」の4つをバランス良く育成し、力強く未来を創造していく豊かな「人間力」を養う。

平成24年度からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定を受けており、広大なキャンパスでは恵まれた自然環境を活かし、シイタケ栽培や棚田での稲作などの「環境研修」や「環境科学実習」等の「環境教育プログラム」を実施している。また、SSH第Ⅲ期の令和5年度からは校内の里山を活用し「カーボンニュートラル社会の実現」のための様々な研究も進めている。

里山に残された自然を教材にしての体験授業も
里山に残された自然を教材にしての体験授業も

生命の循環や自然の条理、不思議さを肌で感じながら、科学的思考力の醸成のみならず、感情や想いを言語化する力、相手の考えや想いを読み取る力など、実社会で必要とされるしなやかな対応力、豊かな心が醸成されていく。「EQが注目される時代。ただ記憶するだけの学びではなく、心を育てる学びに力を入れていきたい」と河合校長。

令和4年度からはBYOD方式により生徒一人一台タブレットを導入し、効果的に活用することで教育活動をより充実させるとともに、各教科においては探究型授業を意識し、生徒が主体的に考え、互いに切磋琢磨しながら、課題発見・解決に挑む学習法を大切にしたいと考えている。

充実したキャリア教育により
自らの進路や学びに向かう姿勢を考える

各界の第一線で活躍している卒業生を招いて、社会について、仕事への思い、大学生活、大学受験の勉強法、中学・高校時代の過ごし方など、自身の実体験に基づいた講演を行う。

自らの進路選択や学びに向かう姿勢などを考える大切な機会となっている。

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