『一貫探究コース』で切磋琢磨
現役生の37%が国公立大に合格

 2019年度よりコースを『一貫探究』に一本化した。「様々なタイプが集う混合クラスの中で、伸びやかに成長してもらいたい。中学入試の結果で6年間のコースを決めるより、可能性を模索しながら目標を見つけ挑戦する、というのが本校の考えです」と入試広報部長の板倉教諭は語る。

 当初の2年間は学習習慣の定着に重点を置き、中3からのチャレンジ期間では「サイエンス」「グローバル」「アカデミック」という3つの探究チャレンジから1つを選択し、コースでクラス分けをしない混合クラスで、個別の進路実現に向け各分野での学びを進めていく。

 今春の進学実績では、国公立大学に126人が合格したが、うち83%の105人が現役生。また、関関同立には、のべ274人が合格。京大、阪大、医学系といった難関校合格者数も年々増加傾向にある。これらの成果は「どこの大学に何人ではなく、一人ひとりと真剣に向き合い、力を最大限に伸ばしていく指導」によるところが大きい。他に、大阪大学などとの高大連携によるシナジー効果で知的刺激を受ける機会も。進学のモチベーションを高めながら、受験に向かえる環境がある。

心から感動を覚える「体感型教育」
興味・関心がどんどん広がる

 中1の林間学舎(鳥取県・大山)では、環境学習の一貫として植樹を行う。中2では沖縄にて平和学習を実施。その場所に立ち“リアル”を経験することで、考えが一段と深まっていく。中3の修学旅行は、生徒自身で行き先を決める。「1年以上かけ、企画・立案・発表・実施するこの流れは、まさに探究の授業そのもの」という。

鳥取大学での探究プロジェクト

 高校では、大学教員が来校しての「One Day College」 を開催。30以上もの授業を通し各分野の学問を知る。大学の研究室や企業訪問、サントリーの生物有機化学研究所、さらに中学生が大学や企業で学ぶといった校外での「探究プロジェクト」の他、校内で学年や教科を越えて集まる「探究ゼミ」など、多様なプログラムを設定。体験を通じて興味、可能性を広げるきっかけを与えている。

 授業では、教科内容を英語で教える「CLIL(クリル)型授業」が好評。英語によるコミュニケーションを通してテーマに対する課題解決を図り、思考力や協働力を養っていく。「English Zone」「カナダ中期留学」の他、グローバル教育を推進するカリキュラムも充実。実践的な教育が生む“本物の学び”を掲げ、将来に向けての動機付けとなる機会を提供し、個々の進路選択を後押ししている。

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