国公立大学合格者を毎年多数輩出
多様な目標にアプローチする学び

 毎年、国公立大学への合格率が60%前後と高い数値を推移している。大阪府内屈指の進学校だ。「数年前から主体的で対話的な学びを語るうえで、“アクティブラーニング”が欠かせないものとなりました。しかし、形式だけにとらわれていては意味がありません。大切なのは、基礎的な知識と教養を学校でしっかりと固めることです。それが土台となり、主体的な学び、各分野への探究心へとつながっていきます」という林校長。その言葉どおり、中学3年間は基礎学力の定着を図ることに重きを置いている。予習・復習を繰り返し、学習サイクルを確立させることが高校までの目標だ。その後、先取り学習や文・理、学力別のクラス分けを行い、個々の進路に応じて細分化されたサポートを行っていく。

好奇心と向上心を刺激して
ハイレベルな英語力を習得

 英語教育にも注力しており、多様な学びを展開している。ネイティブ講師による授業、昼休み英会話やオーストラリアへの語学研修などがあるが、外国人観光客への突撃インタビューは特にユニークだ。昨年度・本年度はコロナ禍で校外での実施が難しかったため、オンラインでの交流に注力。オンライン英会話や海外の学校との交流など、「英語力そのものは、オンラインでも力をつけることは可能」という。

オンラインをフルに活用した豊富な取り組み
オンラインをフルに活用した豊富な取り組み

 他には、中学校の早い段階で英検取得を推奨している。「自らの能力を試したい」と準1級・1級という高いレベルの英検にチャレンジする生徒が多く、昨年度は2名の生徒が1級に合格した。通常の授業に実践を兼ね備えた取り組みによって、高いモチベーションの中で主体的に能力を身に付けていることが結果に表れている。

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