個性を活かす穏やかな校風
仲間との強固な絆が深まっていく

 中学3年間は少人数制での人間形成に重きを置いている同校。小規模だからこそできるきめ細かな指導体制が何よりも魅力。そのため教員と生徒との距離も近く、生徒それぞれの特長や長所を最大限に引き伸ばすことができる。勉強面での相談があれば、教科担当による個別指導並みのフォローも実現する。

実体験を通した人間力育成
実体験を通した人間力育成

 また、3学年共同の学校行事が多く、上級生・下級生の縦のつながりとクラス・学年の横のつながりの双方から強い絆が生まれていく。同校の名物行事である「水田学習」では、中3が中2・中1に声をかけ、リーダーシップを発揮する場面が随所に見られる。仲の良いきょうだいのような関係性が育まれると同時に、自然とリーダーシップや協調性が養われていく。人間力を確実に伸ばしながら、心穏やかな学校生活を送ることができる。

「Team Teaching」で手厚いケア
ハイレベルな英語・数学の力を養成

 得意・苦手の差が出やすい「英語」「数学」に多様な工夫を凝らしているのが同校の特長でもある。

 まず英語だが、週6時間「読み・書き」の文法・読解を基礎から丁寧に指導。「聞く・話す」の上達は、ネイティブ教員によるオールイングリッシュ授業でサポートし、2方向から英語力を磨いていく。さらに、毎朝15分間NHKラジオ講座を教材にした「ET(イングリッシュタイム)」を設定。英語に触れる機会を十分に設定している。他にも、中3が英語を使ったゲーム・イベントを企画し、下級生と一緒に楽しむ「L&T」、校内スピーチコンテストや模擬国連プログラムへの参加、1カ月にも及ぶニュージーランド留学など多様な学習プログラムを展開。大学受験のみならず、実践で「使える英語」の習得のため、多方向からアプローチしていく。

 数学は、基礎の習得が欠かせないという考え方から、先を急がず確実に学力定着を図っていく。それがよく表れているのが、「代数(計算)」と「幾何(図形)」を切り離し、それぞれ習熟度別の授業を行っている点。同一教科の中で得意、不得意を作らせないための指導スタイルだ。さらに全学年参加の勉強合宿では、最終日に数検(数学検定)にチャレンジする。一つでも上の級を目指して頑張っている同級生や上級生の姿を目の当たりにして、「自分も」とスイッチが入る生徒が多いという。

 授業については、1クラスに2人以上の教員を配置する「Team Teaching」を採用している。つまずきに即時対応ができることに加え、生徒たちは苦手意識を持たず授業に参加することができる。その結果、自信を持って次のステージへ進むことが可能になるのだ。

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