コミュニケーションを重視した
対面とオンライン授業の両立

昨年度までに、全HR教室と特別教室のほとんどに電子黒板プロジェクターを設定し、全生徒にChromebookを配布した。以前からICTを活用した新たな学習スタイルに取り組んできた同校。コロナ禍における昨年はオンライン授業を導入したが、一方的な動画配信は行わず、インタラクティブでコミュニケーションを重要視したスタイルにこだわっている。また、Googleクラスルームを通じて、生徒との個別の対応も可能にした。「今後、状況が変化することで予測不能な社会環境に置かれたとしても、生徒たちの学びが止まることはありません」と秋山先生は胸を張る。今年度は、全館にWi-Fiを完備。校内のどこでもオンラインでつながることができ、将来的には海外の中学・高校との交流を視野に入れている。
時代のニーズに応じて常に学習環境をアップデートしているが、キリスト教の教えと家族のように温かな校風に変わりはない。卒業生たちも、後輩からの進路相談や大学・就職先での出来事を話しにたびたび訪れてくる。一貫校としての特性を活かし、各人の興味・関心を引き出しながら「自ら学ぶ姿勢」と「自ら未来を切り拓く力」が養われていく。
設立 | 1951年 |
併設校 | 神戸海星女子学院高等学校、神戸海星女子学院大学、神戸海星女子学院小学校、マリア幼稚園 |
生徒数 | 430人(全学年) |
クラス編成 | 34~36人 |
授業時間 | 8:40~15:05 ※土曜~11:30 |
海外交流校 | 有 |
帰国生特別入試 | 無 |
交通 | ・王子公園駅(阪急神戸線) ・灘駅(JR神戸線)徒歩10~13分 ・神戸市バス「三宮駅」(阪急線、阪神線、神戸高速線、神戸市営地下鉄西神山手線・海岸線)より約20分 ・「三ノ宮駅」(JR神戸線)より約20分 ・「阪急六甲」より11分「青谷」下車徒歩3分 |
大学合格実績 (過去3年間) | 東京(理Ⅲ)、京都、大阪(医)、神戸(医)、奈良県立医科、鳥取(医)、岡山(医)、山口(医)、一橋、 お茶の水女子、九州、京都府立医科(医)、大阪府立、大阪市立、東京藝術、和歌山県立医科(医)、 防衛医科、慶應義塾(医)、早稲田、上智、関西学院、同志社、立命館、関西、近畿(医)、 大阪医科薬科(医)、関西医科、兵庫医科、京都薬科、神戸薬科 など |