学園創立100周年を超え
新たな想いで教育に挑み続ける

 2019年、節目となる創立100周年を迎えた。そこで改めて原点に立ち返り、生徒を取り巻く社会環境から身に付けるべき力を再確認。『学びに集い正志(ただし)く強く共に成長する』という教育ビジョンを新たに掲げた。

 目指すべき方向性は「健全な心と体」「個性」「教養・知恵」「自主・自立」「協働性」「社会的使命」の“徳育”を羅針盤とした6つの力、スキルの伸長。「教員、保護者、OBが結集し、学びの歯車を回して、生徒共々みんなで成長を続けていきたい」と山内校長は言う。新入生全員との面談、授業の受け持ちなど、「生徒一人ひとりの夢を応援し、いろいろな場面で頑張れるネジを巻いてあげたい。それと併せて、私たちの教育観を生徒や保護者にしっかり伝え、安心して通ってもらえる学校を目指したいです」。人柄そのままに、実直で温かみのある言葉から、あふれんばかりの想いが伝わってくる。

“サイエンス”と“グローバル”
個性がひときわ輝いていく学び

 『フロントランナー』『アドバンスト』の2コース制の学びも充実期を迎え、国公立大学進学者も年を追うごとに増加している。『フロントランナー』は理系に特化した学習プログラムで構成。科学実験やNASAへのサイエンスツアー、NPO・NGOからの講師による講義など、科学的洞察力の習得や国際社会を深く知る取り組みを多数展開する。また、2018年から「ハイレベルサイエンス・ラボ(高2)」がスタート。PCR法による遺伝子解析や緑色蛍光タンパクの遺伝子導入など、研究者として必要なスキルや科学的思考力が身に付くという。さらに論文作成を通して、考察力や文章表現力向上を目指す。

ローバル・スタディ・プログラム
グローバル・スタディ・プログラム

 『アドバンスト』のグローバル・スタディ・プログラムでは、アジアスタディツアーやボランティア活動、海外留学等の実体験から、協働性やコミュニケーション力を培いながら高い英語力をマスターする。中1では、フロントランナー1クラス、アドバンスト4クラスの編成であるが、中2ではフロントランナーを1クラス増設し、フロントランナー2クラス、アドバンスト3クラスとなる。さらに中3では、アドバンスト3クラスのうちの一つがグローバル・ファウンデーション(国際教養プログラム)履修クラスとなり、フロントランナー2クラス、アドバンスト2クラス、グローバル1クラスの編成となる。つまり、中3進級までの2年間で自身の方向性をフレキシブルに見極めることができるということである。

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