個に応じた独自の教育内容で
難関国公立大学への合格者多数

 今春、中高一貫コースで学んだ第二期生が卒業した。基礎学力の定着から丁寧に指導を重ねた結果、最難関校である東京大学に推薦合格を果たした一期生に続き、二期生は36%の国公立大学現役合格者を輩出した。

 本校の教育の特徴は、「考える」を重視した豊富な学習時間と、一人ひとりを大切にする手厚いサポート。中学入学時からの偏差値が著しい伸び率を示した生徒を育成するなど、確かな学力養成を実現している。向学心を喚起し、豊かな人間力と教養を育む「キャリア・フロンティア」「ICTを駆使した授業」「国際交流プログラム」の効果が実を結んだものといえる。緻密に考え抜かれたプログラムを通して、先を急がずじっくり学び、個々の可能性を見出していく、その教育内容について見ていこう。

本質に触れる「キャリア・フロンティア」
とICT教育のスタンダード化

東洋大学バイオ・ナノ課題研究プロジェクトでの実験
東洋大学バイオ・ナノ課題研究プロジェクトでの実験

 「深く考える力」を培うアクティブ・ラーニングのメソッドをふんだんに取り入れた「キャリア・フロンティア」。これは多彩な課題に取り組みながら、今後の社会で必要とされる情報収集力、思考力、情報整理力、発見力、コミュニケーション力を高めていくための独自プログラムだ。例年は、一番身近な地域である姫路研究、大学施設でのバイオ・ナノ課題研究、広島・沖縄での平和学習、京都での伝統文化研修、震災学習など、各地へ赴き本質を捉える学びへと発展させている。発表方法もレポートからスライドを使った発表、ポスターセッションなど多種多様だ。

全教室にワイド型多機能プロジェクター『ワイ―ド』を導入
全教室にワイド型多機能プロジェクター『ワイ―ド』を導入

 昨年度はコロナ禍でも学びを止めないため、ICTを駆使したオンライン授業、海外の学生とのオンライン交流に注力した。さらに各教室には最新のワイド型多機能プロジェクター『ワイード』を導入。従来の画面サイズ(4:3)が2つ並ぶ大型画面サイズで投影できる。片面にデジタル教科書を投影し、もう一方の画面にリアルタイムで生徒の意見を反映させるなど、授業への参加意欲が高まる仕掛けとなっている。他にも、「どんな状況下でも学びを進めていく」という方針で、リモート授業や家庭学習の補助教材として解説動画を配信するなど、学びの可能性が広がっている。

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