新設『スーパーJコース』と
放課後学習「JOSHO+」に注目

 2011年に開校以来、「進学校」、「大学併設校」、先進的なキャリア教育を実践する「特色教育先進校」という3つの要素を併せ持つハイブリッド校として進化を続けてきた。“10年間で難関大学の合格実績が伸びた学校”として、3年連続西日本で第1位に選ばれるほど、注目度も非常に高い。そんな過去10年で培ってきた様々なノウハウと実績を活かし、次の10年を見越した新コースを開設する。その名も『スーパーJコース』だ。

 『スーパーJコース』は、東大・京大・阪大や医学部医学科といった最難関大学への現役合格へと導くコースで、来年度より開設される。中1から大学受験を意識し、思考力重視のハイレベルな授業を展開予定。また、このコース独自の特別授業や、高度な科学探究学習も実施し、知的好奇心や探究心を刺激しながらじっくりと受験への力を養っていく。高2からは、高校から入学した生徒の成績上位者を加えてクラスを再編成。その際、目標や適性に応じて文系や理系といった選択を行う。目標を同じくする仲間たちと切磋琢磨しながら、きめ細かい指導でそれぞれの進路にアプローチする。

自主的・自律的な学習習慣が身に付く『JOSHO+(プラス)』
自主的・自律的な学習習慣が身に付く『JOSHO+(プラス)』

 そして、すでに導入している取り組みが、「JOSHO+(プラス)」と称した放課後学習サポートシステムだ。自主的・自律的な学習習慣を身に付けることを目的に、中1は全員参加で、中2以降は希望制をとっている。常に講師が駐在し、それぞれの課題に向き合える環境を整備した。さらに、定期面談を行い、学習の進捗状況を確認したり、悩み事を聞いたり、保護者へ報告をしたりと徹底的なフォローを行っていく点が特長的だ。

 また、AI教材のatama+によって、つまずきの原因や苦手分野を数値化。個々に応じた的確な指導が実現する。「学校内で受験までの勉強がすべて完結する」という魅力的な取り組みだ。

「職業観」を養うキャリア教育も
グレードアップ「常翔STEAM」

 以上のような非常に手厚い学習サポートを行っている一方、「大学進学はゴールではありません。どんな人間になりたいのか、どんな職業に就きたいのか、そのために何を学ぶべきなのか。そうした問いを繰り返し、進路を決定してほしい」と根来教頭は話す。この考えこそ、教育理念で謳う「職業観」が意味するところだ。開校当初より「常翔キャリアアップチャレンジ」として独自プログラムを展開してきたが、グレードアップを図り「常翔STEAM」として生まれ変わる。

3つの併設大学と連携した多彩な大学体験
3つの併設大学と連携した多彩な大学体験

 STEAM教育とは、学問領域を横断して指導する枠組みのことで、科学・技術・工学・リベラルアーツ・数学の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念を指す。同校の特色の一つである3つの併設大学との連携による「大学体験」をはじめ、「探究学習」「科学探究」「プログラミング教育」など、多彩な学習機会を設定。グループワークや校内発表会の機会も設けられており、プレゼンテーション力や課題解決力が自然と備わっていく。探究の成果を学校間で競い合う「クエストカップ全国大会」(「教育と探求社」主催)では、出場常連校として毎年名を連ねる。

 学力と人間力の両面から生徒たちの成長を後押し。面倒見の良さも、同校の魅力の一つといえる。

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