ICT環境を整えた校舎
夢の実現へより深くアプローチ

 「明るく、清く、正しく、強く」を校訓とし、地域に根ざした女子教育を行っている。2018年に区切りとなる創立80周年を迎えたが、そのタイミングに合わせて、学びに一層打ち込める学習環境の整備に努めてきた。その一つが、一人1台のタブレットを活用し、アクティブラーニングの視点を取り入れた授業を各教科で展開。「調べる」「まとめる」「発表する」といった総合的な表現力の育成に役立てている。英語では、録音機能を駆使した課題により、リスニング力、スピーキング力が格段に上がった。今後もタブレットを積極的に活用し、学力向上に役立てていく。

各授業にてタブレット・プロジェクターを積極的に活用
各授業にてタブレット・プロジェクターを積極的に活用

 2018年の新校舎竣工では、全施設にICT環境を整え、東側校地には部室棟、サブホールを設置した。また、自然換気システムを導入し、常にフレッシュな空気を吸いながら楽しく勉学に励める環境へとバージョンアップ。「創立時から続く園田学園教育の本質はそのままに、時代の変化にも柔軟に対応しています。この先も、生徒と共に成長する学校を目指し、独自のムーブメントを作っていければ」と厚田校長。その言葉どおり、伝統と先進的な取り組みの両輪で、一人ひとりの夢の実現を後押ししている。

次世代をたくましく生きる
独自のユニークなキャリア教育

 豊かな知性と品格を育てるための「日本の伝統文化」は、同校独自のプログラム。「茶道」「華道」「着付け」「短歌・俳句」等の伝統文化を通して、美しい所作や礼儀作法を習得させる。生徒たちの挨拶や立ち居振る舞いが大きく変わった。

 一方、「7つの習慣J」を用いたキャリア教育では、目標や夢を見つけ〝なりたい自分〟になるために必要な考え方、習慣を身に付ける。さらに、ここで学んだ思考や行動に基づき、1週間単位で学校と家での学習、部活動の予定を〝フォーサイト手帳〟と呼ばれる生活表に落とし込み、振り返りを行うことで確実に習慣化が進んでいく。自己マネジメント力を養うと同時に学習時間も増え、結果的に学力がアップした。全国規模の学力テストの数値にも、それがはっきりと表れている。

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