100年を超える伝統の女子教育
非認知能力の育成が高い学力の礎

 近年多くの女子校が共学化への道を選ぶ中、女子の特性を最大限に活かした伝統の教育プログラムにより、高い志を持って難関大学を目指す女子のための進学校として不動の位置を保っている。

 文化祭、体育祭をはじめとする多くの行事を通して、リーダー、サブリーダー、フォロワーなど多様な立場を経験させることにより、多様な視点から物事を捉える力を養う。また、行事への取り組みの中で培った計画性、創造性、共働性、コミュニケーション能力をはじめ、忍耐力、継続力などの数値化できない非認知能力の育成が、学習意欲の向上、ひいては志望進路実現への突破力へとつながっていく。

来年度より新コース制を導入
魅力あふれる探究プログラム

 来年度から従来のコース制を一新。個々の進路実現に向けてより効果的な教育プログラムを展開する。受験時に『東雲(しののめ)コース』『藤華(とうか)コース』のいずれかを選択。

 『東雲コース』は、高い志を持って難関国公立大学を目指す。『藤華コース』は、難関国公私立大学から京都女子大学まで、幅広い進路選択の可能性が広がるコースだ。中2からは、国公立医療系への進学を目指す『顕道(けんどう)コース』が選べる。

 この3つのコースでは、「①答えのない課題に対して、②様々な情報を集め、多様な考え方を知り、③自己の思考を深め、④人々と協働して、⑤世の中に具体的な提言を打ち出す」という共通の指針のもと、それぞれ独自の探究プログラムが実施される。

 東雲プログラムでは、京都という地の利を活かして地域と協働する。文系的要素、理系的要素を題材にした様々なテーマに取り組み、思考力、論理的構成力を高める。

 顕道プログラムでは、様々な学びを通して、未来の医療人に必要な倫理観、死生観を養う。国立大医学部の教授による講演会や施設見学、体験を通して現代的医療の課題を知り、研究発表やディスカッションで最新医療についての理解を深めると同時に、「豊かな生と死」とは何かを考え、「〈いのち〉に向き合う医療人」の心を育む。

 藤華プログラムでは、京都女子大学の食物栄養学科をはじめ行政、企業と連携し、「食の未来提言」を行う。さらに同データサイエンス学部とも連携し、データに基づいて知見や洞察を導く方法を学ぶ。そこから世界に視野を広げ、持続可能な社会の実現に向けた提言を英語で発表する。中3では「ウィステリアプログラム」を選択してオーストラリアへの海外研修に参加できる。他にも、優先的に高校ウィステリア科(京都女子大学への進学を前提とした専門学科)に進学が可能。

「心の学園」碑
「心の学園」碑

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